まいにちコツコツ抜け道さがし。

Something Neutral

大切なのは思いやり。日々のあれこれを多角的に考えるブログです。

僕が尊敬する二人から学んだこと。人生で大切にしている考え方について

「好きな有名人は誰ですか?」

 

僕はこの手の質問が得意ではありません。好きなスポーツ選手やタレントはいるんですが、めちゃくちゃ印象に残って尊敬し続けるかと言われればそうでもない。やっぱり流行りで好き嫌いはあるんですが、流行りは流行り。だいたいすぐ忘れるし、この質問の答えはいつも悩んでしまいます。それに悩んでも答えは毎回異なります。

 

ただ、有名人以外では違います。普段はあまり他人に関心のない僕ですが、二人だけ尊敬している人がいます。その二人が僕の人生に大きく影響を与えたのは間違いありません。

 

好奇心旺盛でいつも相手の考えを聞き、理解しようとするAくん

Aとは高校1年生で同じクラスになりました。

彼は何をするにも一生懸命。天然な部分もありクラスでは人気者でした。勉強すれば寝る間も惜しんで勉強するし、スポーツをすれば汗で水たまりができるほど(超汗っかきなのもありますが(笑))。

 

彼のすごかったところは自分がどう見られているかを気にしないことでした。そしてどんな相手でもステレオタイプを持つことなく、相手の立場に立って考えを理解しようとする。

 

普段教室の片隅で本を読んでいる人にも留学生にも初めての人にも、どんな人にも好奇心旺盛に話しかけます。「何をどう思っているのか」。自分の考えとは違う人ほど積極的に話していきます。みんなにフラットで自分の考えを押し付けることをしない。はたから見て失礼なことでも悪気がないのが透けて見えるので誰も彼のことが嫌いな人はいませんでした。

例えば一風変わった、ともすればいじめられっ子にもなりうる人にも話しかけます。高校生なんて、もしかしたらそれだけで冷たい目で見られるかもしれません。でも彼はただ単に自分とは違う考えを知りたいのでしょう。

 

「自分はこう思うけど、相手はああ思う。相手の立場は自分とは違うからそうなるのはわかる。」もしくは「ここまでは共感できるけど、ここからは共感できない。だから相手の考え方はこんな感じかな」

 

自分の考えだけで型にはめてしまうのではなく、理解できるできないの境界線を判断して、境界線をはみ出たものは「相手の理論」で動いているからそれをそのまま受け止める。それは「自分の理論」にないけど、こういう理屈で相手は動いているんだなぁと。彼に言わせれば「相手の理論」は「まあええんちゃう」ですけどね。

 

これは僕も今でも大切にしています。いつも同じものさしで同じ測り方をするのではなく、それは変えていき、測れない部分も見積もって察する感じですかね。

 

センスありすぎて努力しても一生勝てないと思ったBくん

彼も高校で会い、同じ部活でした。

彼のすごさは長々と語らずとも伝わるので、一覧にします。

 

・中学生のころ駅伝で唯一の3年生でエース。彼の快走でチームは全国大会に出場。

都道府県も代表

・高校1年で弱小高ながら新人戦優勝

・スポーツの記録は伸び悩んだのですが、学業は常に学年トップ

・東大現役合格

・大学生のお笑い大会で全国大会決勝進出

・テレビでピン漫才

・彼女と出たM-1で3回戦出場

 

文武両道とはこのこと。笑いのセンスも高校時代から突出していました。笑えるのはもちろんのこと感心していました。そのころの僕はやればだいたいのことはできると思っていたのですが、彼に会って彼には絶対勝てないと思いました。圧倒的なセンスを前にすると誰しもそう思うんじゃないでしょうか。

 

ただ、やっぱり世間の抱く天才のイメージって変わり者だとか道徳的に不の部分があると思われているような気がしますが、彼はそんなこと全くありません。人格的にも常識的で優しく、部活ではキャプテンでした。またお笑いが好きなのにシャイで誰からも愛される。家が金持ちでもありません。

結局、天才のステレオタイプってテレビによって作られたもので、才能のない平凡な人がそう思いたいだけなんじゃないでしょうか?ある種のやっかみ。

 

天才にはどこか欠陥があってほしい。じゃないと世の中アンフェアだと無意識に思ってしまっているんじゃないでしょうか。だから東大生は恋愛下手とか話すのが苦手とか言う人がいる。調べたわけでもないのに。またすべてがそうではないのに一括りにしてしまう。

そういう人は人には得手不得手があって実力の絶対値は変わらないと思っているんでしょうか?受け入れにくいかもしれませんがレーダーチャートのサイズが人によって全く違う場合もあると思います。

 

僕の考え方

僕が尊敬する二人でした。こうして文字にするのは貴重ですね。もやもやを文字にするのは思いを整理する良い機会です。

 

 

僕は何事も論理的に考えてしまうタイプではあります。何がどこでどうなって、誰がどう思って、自分はどうやって受け止めるのか。また特定の偏見は持たないようにしてフラットな心で判断しようと思います。

 

 

どうやっても勝てない人はいます。その理由は運も努力もセンスもあるでしょう。だからこそ自分の持ち駒は把握して、使い時を見極めて、できる範囲に置いていこうと思います。特にできる範囲は見誤らないように。