ジュラシック・ワールド/炎の王国
公開:2018年7月13日
配給:ユニバーサル
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、コリン・トレボロウ
監督:J・A・バヨナ
キャスト:クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード
【あらすじ】
ジュラシック・ワールドの崩壊から3年。完全に人の手から解放され恐竜たちの世界が確立していた。しかし、島の火山の活性化により、恐竜たちが再び絶滅の危機にさらされてしまう。人間によって蘇った恐竜を再び絶滅させてしまうのか、それとも他の絶滅危惧種と同様、種を保存させるのか。クレアは元ジュラシック・ワールドの運営責任者であったが、恐竜たちを救うため、再びオーウェンとともにパークに足を踏み入れる。
【おちゃ的感想】
☆☆☆(良作、とてもおもしろい)
僕は恐竜大好き人間なので、子供のころからジュラシック・パークにドはまりでした。全作見たし、恐竜の名前もわかります。そんなジュラシック・パーク(ワールド)の最新作だったので期待値は非常に高かったです。世間的にも公開4日目の祝日ということで、席も取りにくかったです。(3日前からネット予約スタートなのですが、4DXは席数が少ないこともあり、3日前の朝一に予約しても連番席はほぼなかったです。)
せっかくの恐竜映画なので金出して4DXで見に行ったのですが、これがすごく良かった。4DXでは「ズートピア」、「シン・ゴジラ」しかこれまで見たことなかいので参考になるかわかりませんが(全部動物?系)、揺れや水など特殊効果は過去最高で迫力たっぷりでした。見るなら絶対4DXです。スーパーおすすめです。あたりまえですが、この手の映画は大迫力が肝ですから。
ストーリーについてですが、「これまでパークで散々な目にあったクレアが突然の恐竜派になってる」とか「普通死ぬやろ」っていうツッコミどころは満載なのですが、それは見ないことにします。ぶっちゃけストーリーには2の次です。強いて言うならこれまで、恐竜をコントロールして見世物にする(コントロールする側も悪気はない)だったのが、今回は完全に悪人がいます。これが今までとパターン若干違うなって思ったくらいです。あとオーウェンのダイ・ハードばりの不死身具合は笑えます(もはや爽快)。
島を舞台に恐竜たちが暴れまわる前作と比べ、今回は屋敷なのでスケールはやや狭まりますが、ハラハラドキドキ感は過去最高です。絶え間なく驚かしてくるので、肩も凝ります(笑)。4DXなので、ビュンビュン振り回されます(ポップコーン序盤で食べきって良かった・・・)。とりあえず脳みそ空っぽにして楽しむのがストレス発散になります。映画というより遊園地的な楽しみ方。
ただちょっと残念だったのは今回の敵がインドミナラプトルで人間により生み出された殺戮動物(兵器)だということです。(全開もインドミナレックスでした)これによって恐竜映画だったのが、怪獣映画になってしまったような気がしなくもない。僕はT-レックスが好きなのであのジュラシック・パーク1のように大活躍してほしいですかね。今回ももちろん登場しますが、回を追うごとに影が薄くなっているような・・・。やっぱり男のロマンはT-レックスなのです。また炎の王国という副題をつけるならもっと火山との自然との戦いをヒートアップしてほしかったですね。
以上です。戦闘シーンからの捕食シーン(人も含む)を絶え間なく見せつけられる。ややグロさもありますが、恐竜の鳴き声や鼻息までスリリングな映画でした。やっぱ恐竜はかっこええですわ!!
~ここからネタバレ~
内容について「ポケットモンスター/ミュウツーの逆襲」を思い出しました。てか完全にデジャヴ。
ミュウ VS ミュウツー → ラプトル VS インドミナラプトル
最後クローンの恐竜を解放する場面も完全に一致。
「クローンも命がある」というメイジーのセリフ。
ミュウツーの逆襲は世代的にもどストライクで好きなんで、スピルバーグも見たのかなーと思うくらい。
あとモササウルスとプテラノドン(飛行系の恐竜)は屋敷のすったもんだを経由せず世界に一足早く解き放たれているわけですが、なんか少しずるい(笑)。次回作はこの世界がどうなってしますか楽しみですね。マルコム博士も久々に活躍しそうな予感・・・。
※当記事はすべて一所感(あらすじ含む)なので、公式サイトと差異があることをご了承ください。またご指摘、ご意見いただければ幸いです。